土木・建築系

測量士

国土開発のための測量の仕事を行う仕事

測量士は土地開発を行う前の土地について、測量法にのっとって測量を行い適切に土地状況を調査するための仕事です。

測量はこれから開発をしようとする土地だけでなく定期的に国土の状況を把握するために行うこととなっているため、測量事務所には定期的に公的な仕事が発注されます。

これから開発をする土地の場合には正確にその土地状況を把握するための綿密な調査を行うこととなります。

調査はこれから作るダムや橋などの公共設備の安全性を担保するためにも大変重要であり、この調査内容によってその設備をどう作っていくかという設計にも大きく影響してきます。

ですので測量士の仕事は社会的意義も大きく、やりがいのある仕事と言えます。

測量士になるためには

測量士は専門性の高い業務内容であるため、難易度の高い国家試験に合格をして免許を取得する必要があります。

しかし受験に関して何らかの条件が必要というわけではなく、年齢や学歴に関係なく誰でも試験を受けることができ合格をすることですぐに測量士として勤務をしていくことができます。

測量士資格には「測量士」と「測量士補」があり、測量士補は測量士についてその指示のもと測量をしていくためのサポート業務をしていきます。

もう少し詳しく言うと測量士補は測量の仕方そのものを学習するもので、測量士は測量に関わる計画から行う主的業務をすることができるようになるということです。

なお試験の合格率は測量士補は約20%、測量士は約5%とかなりの差があります。

ですのでまずは測量士補としてサポート業務を経験しながら測量士を目指すというのが一般的な方法となっています。