理系学部のある大学【佐賀編】
佐賀大学の特長
佐賀大学理工学部は、理学と工学の融合を目指す教育研究組織です。
理工学部の理念は、産業構造の変化に柔軟に適応できる幅広い教養と理工学基礎力を土台として、複眼的視点・俯瞰的視野から社会の広い分野で活躍できる科学・技術の専門的素養を持つ人材を養成することです。
理工学部は、1学科12コースの柔軟な教育プログラムを提供しています。
各コースでは、数学、物理、化学、生物などの基礎学問や情報セキュリティや知財、研究者倫理・技術者倫理などの理工学基礎力を身に付けさせるとともに、分野別情報教育やインターンシップ、サブフィールドPBLなどにより社会と繋がる理工学教育を実施しています。
特徴の一つとして、情報・データサイエンス関連科目を配置し、情報科学技術教育を強化していることです。
第4の科学と呼ばれるデータサイエンスに基づいた考え方を身に付けさせ、ビッグデータ時代の研究者・技術者としての能力を修得させることを目指しています。
また、理工学部では、国際交流や産業界との連携も積極的に行っています。
例えば、インドネシア・ハサヌディン大学やチュニジア・カルタゴ大学などとの国際交流協定を結び、大学院生や教員が海外での研究やセミナーに参加したり、海外からの訪問者と意見交換したりしています。
また、「SAGAものスゴフェスタ」や「佐賀創発数理セミナー」などのイベントに出展したり、「佐賀大学理工学部後援会」や「菱実会」などの組織を通じて産業界との交流を図ったりしています。
以上のように、佐賀大学理工学部は、理工系の魅力と希望を伝える教育研究組織です。
将来は、ダイヤモンド半導体やデータサイエンスなどの先端分野で世界最高レベルの成果を出すことができる人材を育てることが期待されています。
国立唐津海上技術短期大学校の特長
国立唐津海上技術短期大学校は、令和6年4月に開校する海上技術短期大学校です。
九州初、全国で5校目の海上技術短期大学校であり、航海教育に特化した航海専科としては全国で2校目の学校です。
2年間の修学期間で、船員養成のための学科教育と練習船による航海訓練を通じた一貫教育を実施しています。
定員は45人で、社会人や高等専門学校卒業者なども受験できます。卒業後は、国内外の商船や公共機関などで活躍することができます。